昨日は午前中、cocorino-こころリノベーションの
〜さよならできないでいる人のために〜
「大切な人(もの)を亡くしたあなたに聴いて欲しいセミナー」に行ってきました。以前にも交流分析の講座で、対象喪失の状態について学びましたが、久しぶりに聴いてみると、今の自分に必要な事柄がたくさんあったような気がします。失うという経験は、愛する人との死別や離別だけではなく、恋人同士の別れ、愛する子供の自立、ペットロスや事故や病気で体の一部機能を失うという事も含まれているそうです。
こうした対象喪失を経験した人は、悲哀の仕事と呼ばれる、現実否認や悲しみ、怒りといった感情の受け入れを通して、徐々に心理的に回復していきます。これらのプロセスから目を背けたり、感情の受容が十分に行われないと、後々心理面や身体面に様々な問題が表出するそうです。
私も母を失ったばかりで、日常生活は戻ってきましたが、心の深い所ではまだまだ現実を受け入れられないのかもしれません。まだまだ喪失感はぬぐえそうにありません。余りに突然だったので、尚更だったのかもしれません。
まずは自分の気持ちとじっくり向き合って、自分の感情を全部出し切る必要があるのだなと思いました。教えていただいた「さよならのワーク」をするには、まだまだ時間がかかりそうですが、最後は感謝の気持ちで、母を見送る事が出来るようになればいいと思っています。人は大きな悲しみや困難に立ち向かって、それを乗り越えた時こそ強く、そして優しくなれるのだと思います。乗り越える勇気、自分の弱さに目を背けずに生きて行こう。
そんな事を思いました。
午後からはザビエル聖堂で「大人のためのクリスマス会」で合唱を。クリスマスの馬小屋を模した像の前で、クリスマスの歌を歌う事が出来ました。今回、友人に誘っていただいて、とても良い経験が出来ました。
聖堂の音の響きが素晴らしく、まるで天使が舞い降りてきたかのような美しい合唱でした。ミサにいらっしゃった方達が喜んで下さって、嬉しかったです。
インマヌエル「神はわれらとともに」
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