Diary
日々の徒然を綴ります
 Wednesday, 9/11/11   阿蘇へ
 
一昨日のお墓参りの後、阿蘇へ出かけました。
日曜日は一日雨模様でしたが、雨の中の阿蘇も
風情があって、それなりに楽しめました。
 
今回は行った事のない場所を探しました。
別冊「旅するカメラ」の記事に惹かれて、
阿蘇神社やその門前町の湧水スポットを
訪れてみました。阿蘇神社は九州に約400あると
いわれる 阿蘇神社の総本社で、阿蘇開拓の祖・
健磐龍命をはじめ、 12の神々が祭られています。
 
阿蘇神社は参道の拝殿が、阿蘇山に向かって
真っ直ぐ南方に 伸びているそうです。つまり、本来の
祭神は阿蘇山である 火山ではないか考えられます。
風格のある楼門は、珍しい2層の 屋根を持ち、総ケヤキ
造りです。
 
参拝の後、神社から少し歩いた所にある「Tien Tien」
という カフェと雑貨のお店で、ランチをしました。野菜を
中心にした 「お野菜のプレート」が体に優しくて美味し
かったです。 フランス雑貨やアンティーク小物のディス
プレイも、 見ていて飽きませんでした。
 
お店の向かい側に、廃校になった学校をお店にした
古道具「etu」があります。ここはもう宝の山です。
古い雑貨が並ぶ窓辺に、雨上がりの緑が
美しく映ります。ここの道具は私にはひとつの
「インスタレーション」のように見えました。
 
雨と、緑と、古い建物、そして清流の音。
暫く耳を傾けて、楽しみました。
 
翌日、すっかり快晴に恵まれもう一つの目的地、
「押土石」に向かいました。ホテルの方に
伺いましたが、場所は特定できず
 
おおよその見当で、地元の方に道を尋ねながら
小さな手書きのような「看板」や、悪路に
四苦八苦しながら、ようやくたどり着く事が
出来ました。標高845メートルの草原に
巨大な石が出現します。ピラミッド型のものや
大小さまざまな石が並んでいる姿は、
とても不思議な光景です。
言葉よりも写真の方が伝わるかもしれません。
よかったら、フォトを御覧になって下さい。
 
天気も良く、気持ちのよい一日でした。
夫と二人、草原で並んで座って景色を
楽しみました。少し俯瞰して景色を
見ていると、心が穏やかで満ち足りた
気持ちになりました。
 
 
 
 
 Tuesday, 8/11/11   お墓参り
 
一昨日、母方のお墓参りに熊本へ行きました。
 
私の母方のお墓は少し変わった所にあります。
熊本大学の近くの「立田自然公園」の中にあります。
ここは昔、泰勝寺というお寺があったそうです。
 
私の母方の家筋が、そのお寺の第17世の和尚
だったそうです。 明治維新の際の神仏分離令によって
泰勝寺は廃止され、 今は歴代住職のお墓や、二代目の
住職が宮本武蔵と特に親交が厚かったという「武蔵
供養塔」などがあります。
 
祖父は私が生まれる前に亡くなっていましたが、
祖母は私が6才になる頃まで一緒に住んでいました。
祖母は長く小学校の先生をしていて、
とても優しくて穏やかな人でした。
姉や私をとても可愛がってくれました。
 
東京に住んでいた時はお墓参りになかなか行けません
でした。 福岡に来てからは、毎年必ずお参りに来ています。
ここの公園には、細川初代藤孝夫妻と二代忠興とその妻
玉子 (ガラシャ)の「四つ御廟」や、「仰松軒」(茶室)など、
緑に囲まれた場所にひっそりとあります。
 
私もお墓参りに来た時には、お庭を散策していきます。
時折、わが家のお墓にも見学にいらした方が、お賽銭
がわりの 小銭を置かれたりしている事もあります。
一個人のお墓では ありますが、ちょっと不思議な光景です。
 
 
 
 
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