今回、東京に行く目的の1つに友人と会うという事があった。その友人とは27日の日に会った。とても晴れて気持ちのよい日になった。彼女に幾つかのプランを出してもらって、築地に行く事になった。私はずっと以前、東銀座で仕事をしていた事があり、その頃何度か築地に遊びに行った事がある。懐かしい気持ちになって、友人と築地市場で待ち合わせた。
その日私は半蔵門線の三越前から出発したのだけれど、乗り換えの駅までに水天宮がある事に気が付いた。実は、先日友人から赤ちゃんが出来たと報告を受けていた。なんだか良く出来た偶然だったけれど、水天宮でお守りを買おうと途中下車した。通常なら水天宮は駅の出口から直ぐの所にあるのだけれど、工事中との事で仮殿まで行かないとお守りは手に入らない。私は方向音痴、仮殿までの簡単な地図はあったものの、歩いて10分程度の所まで迷わずに行けるだろうか?ちょっとした冒険みたいな気分で、浜町まで歩き始めた。
余り冒険という雰囲気ではなかったけれど、途中道を尋ねながら無事にお守りを手に入れる事もできた。小さな偶然だけど、友人にお守りを渡すととても喜んでくれた。後で調べたら、その日は大安だった。手に入れるまでは小さな冒険はあったけれど、待ち合わせに遅れる事もなかったのでやっぱり大安な一日だったと思う。築地で食べた江戸前寿司も美味しかったし、銀座までぶらぶらして入ったカフェのコーヒーも、お喋りも楽しいものだった。
友人とはたまに電話で話す事もあったけれど、本人に会うのはホントに久しぶり。新しい命を授かり、雰囲気もずっと落ち着いて穏やかに見えた。この数年、人生の波がいろいろな形で押し寄せてきて、彼女もその波に翻弄されたり、押し返したりたくさんの経験を積み上げてきたことだろう。命を育むこと、きっとこの赤ちゃんは、彼女に今までと違った感情や思考、経験や行動を起こさせる原動力となるのだろうと思った。
当たり前だけど、今までと同じように、今までのように、これからも遠くから彼女を応援していこうと思う。
いつか家族で福岡を訪ねてくれたらと思う。きっとそんな日も遠くはない気がしている。もっともっと幸せになって欲しいと心から願う。
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