昨年から生徒さんのリクエストで、TCの公式勉強会をやっている。 チャプター1から10まで。一つ一つの色について、いろいろな アプローチをして学んでいく。
公式勉強会のテキストは綺麗だけれど、書いてある事は とても深いものだ。生徒さんと一緒に学びながら、 「深いねぇ」と思わず言ってしまう。
私も数種類のカラーセラピーを勉強しているけれど、 これほど充実した内容のカラーシステムはないと思う。 たいていは色の意味を詳しくやった所で終わり。 これで実際にセラピーをしていくのは、 至難の業だと思った。
TCは最初のとっかかりがとてもやりやすい。 値段的にもリーズナブルだし、ボトルもついている。 クライアントさんに読んであげるマニュアルも付いている。 コミュニケーションについても学べるし、とても良い システムだと思う。TCカラーセラピストとして、 これだけでも、充分身近な人へのアプローチとして 成立すると思う。
でもこれは始まりである。本当のカラーセラピーは この先からが大切になってくる。一歩目はお試しだけれど、 これから先はどう学びたいかという事になると思う。
マニュアルを読まないでやる為の、TCマスターセラピスト。 色について、色彩心理的なアプローチをしたり、 カウンセリングに用いる言葉や傾聴、カラーヒーリング等に ついて学んでいく。これはコミュニケーション能力を上げる意味でもとても重要なものだと思う。
それと同時に色に対する感受性や、色彩言語を広げて、それを自分のカラーセラピーで用いる言葉にしていく。この学びが一番必要で、頭で考えるのではなく、直観的な言葉の投げかけとして生かしていく事になる。
公式勉強会では、このような色に対する学びを深めていくもの である。勉強は知識と経験が必要だ。バランスを取りながら 自分の腑に落とし込む。
私も伝えながら、一緒に学んでいる。そして新しい発見をする。
学びは尽きないものだなあと思う。
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